2008 年03 月07 日
認知症はせつない
先週、薬剤師会の研修会で「認知症サポーター 研修会」というのがあり、参加しました。認知症というのは以前「痴呆症」と呼ばれていましたね。
私が中学生のころ、祖母がこの痴呆症になってしまい、母が大変苦労をしました。
もの忘れ、夜中の徘徊、食べてもその記憶が残らないに始まり、
妄想、誤飲、暴言、不潔行動など、多感な年頃だった私はそのひとつひとつの行動が受け入れられず、時に嫌悪したのを思い出します。
今ではその痴呆を引き起こす原因物質(アミロイドβたんぱく)が特定され、「本人はなりたくてなったわけでない、まして、なった当人は初期のうちは、変わってゆく自分に1番恐れと不安を抱いている」
その言葉を頭のなかで復唱し、優しく接することができなかった祖母に可哀想なことをした、と後悔した日でした。そうそう、、私は「天然ボケ」なところが多々あるのですが、本当にボケたら、、人は「認知症」とわかってくれるのだろうか。微妙じゃないですか?
投稿者:和み
at 22 :52| 日記